smallpalace's blog

鯖缶主婦の日々の記録です

ミシン糸の棚をレーザー加工機でMDF9mm切って作った

こんにちは。お元気でお過ごしでしょうか。

昔ダンボールとストローで作ったミシン糸の棚がベコベコに弱ってきてじゃーもっと強い素材で作り直そうとなって工作してみた備忘録です。

この木の合板の素材の前段でアクリル板でやってみたけど強度がアレで折れて失敗しています。3匹の子豚の作る家みたいな三度目の強化版です。

  • 3Dデータを作る

まず個人用商用利用不可版のfusion360をダウンロードして入れる。

個人用 Fusion 360 | Fusion 360 | Autodesk

fusion360は個人だと無償で使える3DCADで、なんか色々できてべんり。今回必要なのは線データだけど、立体化して確認できて厚みのパラメータ調整して線データ出し直せるということでやってみた次第です。

以下個人の備忘録として、あっさりめの手順です。gifの最初の部分はヒストリの再生ボタン押してるだけなので触ったことない人は本やら講習会やら他の記事や動画みたりすると良さそう。

スケッチで平面図をかく。適宜線や補助線や角度などの寸法と拘束を入れる。(拘束を入れると完全な閉じたオブジェクトになるので以降のエラーが出にくくなる。)開口部は1つ書いたら矩形上パターンで適宜複製。厚みの部分はユーザパラメータ化して押し出しで厚みをパラメータ分押し出してボディを生成していく。必要な位置に平面追加してスケッチで平面図作って押し出しでボディを追加。平たく並べ、投影でスケッチを作成し重複線は消す。スケッチを選択してDXF出力する。

Fusion 360操作ガイド ベーシック編 2022年版―次世代クラウドベース3DCAD

movからgifにするのにはffmpeg使いました。

レーザー加工機ベクターデータの線データを読んで切ってくれるっぽいです。

最近のアドビの買い方↓はサブスク形式。

Creative Cloudの価格とメンバーシッププラン | Adobe Creative Cloud

彫刻線は黒、切断線は赤で、切断しかしないのでRGBのR255に線の色を変えて線の太さは0.001pxに。アートボードのサイズを記録しておいて後でレーザ加工機に出力するソフトの設定時に入力します。

保存して拡張子がaiになったデータをUSBメモリに入れてレーザー加工機につながってるpcに刺してAdobe Illustrator起動して開いてプリンター選んでプリントしてJob controller開いてマニュアル通りに設定して加工機に送るかんじです。

カインズ工房 | CAINZ DIY Style カインズDIY総合サイト

買った素材じゃないと作業場の使用料を取られるので注意。予約はしなくても使っている人がいなければ使えました。

入るサイズが縦43cm横がたしか65cmだったかな。

厚い板は出力弱くして回数増やすと焦げにくいっぽいですね。時間かかるけど。設定はマニュアルが置いてあるのでその通りにする感じ。

木材彫刻の焦げを軽減!「リピート加工」を使いこなそう|レーザー加工道場 | コムネット

  • 切り出した素材を組む

多用途ボンドでくっつけます。棒はノコギリで切っといた木の丸棒6mm。

コニシ ボンド 木工用 多用途 180g #05504

  • カバーのビニール生地を用意して穴を開け紐で固定する

木槌と皮ポンチで穴開けてからハトメを取り付けて麻紐でくくりつけます。

  • ミシン糸を収納し壁に吊るして固定する

S字フックか何かで吊るします。

  • 感想

材料ごとのパラメータ調整は詳しい店員が居ない店舗だと結構適当言われる気がする。出力マニュアルどおりで切断面焦げたしきれなかったので3回同じ箇所カットする感じだった。MDF9mm切ろうとする人が全然いないのかも。

手作業が面倒そうだけど電鋸とドリルだと焦げなさそう。

レーザー加工機30分2500円なのであんまり気軽に時間かかる彫刻してみようとはならないかも。じっくり色々何度もやりたい人は家庭用買うといいんですかね。

beamo 小型レーザーカッターの決定版 – FLUX-Japan

以上。見ていただきありがとうございました♪ またそのうちに。