ピアノ発表会のドレス150cm生成備忘録2021

こんにちはこんにちは〜。

タイトルで興味がなければそっ閉じ推奨の、要は無いものは作る的な備忘録でっす。

書かないと全てを忘れるんですよ。年のせいというよりは元から忘れん坊すぎて小学生の頃から物忘れペナルティで居残り漢字書き取りしまくりでした。

ご興味ある方、長いので時間ある時にごゆっくりどうぞ〜。

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生地調達

近所の手芸用品店(ドリームとかトーカイとかユザワヤとかオカダヤなどなど)で娘の希望の薄紫の生地がオーガンジーぽい透けてるのとレースの色味が合うのが買えた。レース1m、サテンは4m、オーガンジーは8m購入(フリル用に5m買い足し)。あとコンシールファスナー50cmを購入。ミシン糸も足らなかったので生地の色に近い#60番200m1巻購入。こんなもんかな〜というノリでざっくり足りそうなくらい買いました。

日暮里繊維街公式ホームページ

繊維街に行っても良かったんだけども今回は調達に時間をかける余裕がなく手に入りやすい材料だったので近所でいいかということに。

型紙が市販品が無い問題

娘の身長が150cmを超えてくるとですね、そのサイズのドレスの型紙がついてるムックみたいなもんがそうそう存在せず、あっても袖のデザインが気に入らないとかぬかされるわけですよ。オシャレ番長かよって思いました。

こちら↓は150も載ってます。

おんなのこのよそいきドレス

洋裁CAD

アパレル2D/3D CAD 洋裁CAD

ダウンロードして配置して起動後に同サイト内の練習コンテンツ見ながら使い方覚えてくかんじ。

洋裁CADの使いかた-レッスンページ

３DCADもだけど基本マウスのホイール押しながら掴んで移動さしたりホイールで大きさ変えたりパラメータ増減さしたりするみたい。要素を適宜関連づけることでうまくサイズ変更に対応できる模様。座標の直交とか極があるとか。

CAD自体がわりと面倒だしMacで動かすのはそこそこUnixと権限周りのエラーのトラブルシューティングに慣れがある方が無難ってかんじしました。だけど先述の型紙が無い問題が深刻だったのと、わりと面倒だけど自分で線引いた挙句間違えてて修正する方が個人的に超絶面倒くせえとレディブティックの原型から作る自作型紙で思ったことあったのでどっちかというとCADる方がコスパがいい気がしました。

私も特に一から相関オブジェクトの多い複雑な型紙自作できるようになるまでは到達してなくて洋裁CADについてたプリンセスラインワンピース型紙をパラメータ上書きとパーツ付け足しのために袖付け位置やフリル付け位置の長さを割り出すとか襟ぐりを広げるとかPDFにして分割出力した型紙を貼り合わせ繋げて使ったくらいですね。

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多少心残りなのは3D出力でフリルのかんじを確認するとかまでできたら良かったかな。それをするにはほかの有料ソフトの方がいい気がするしタイムリミットがあるのとPCスペックが足らないな〜(動画とか3Dとかメモリ最低16GBからなやつ)とも思ってしまい今後の課題というかんじです。

その他のアパレルCADっぽいものの情報

洋裁CADだとどうもギャザーの3Dモデルとか再現できないっぽい。ネットでよく見る洋裁の先生のうさこさんがCLOがいいよとか書いてたが月額5000円するサブスクソフトっぽい。

【CLO/3D】アパレル向け3DCADツールのCLOとは？インストールまで | STYLY

洋裁で使うならCLO

マーベラスデザイナーは年間３万くらいっぽいのと型紙出力は出来なさそうで、ゲーム開発とか動画制作とか3Dモデラー向けなんじゃないかな〜。(それはそれで楽しいんだろうし最近のオタクは楽しそうで何よりと思うけど今の目的とズレるというか。)

東レのやつも。CLOよりは月額高いっぽい。

個人向けクレアコンポⅡクラウドサービス概要・特長 | 東レＡＣＳ株式会社

2Dで作った型紙を3Dで着たかんじを確認するみたいですね。

まあ、普段から仕事でやってるプロの人には必要経費になるんだろうけど単発１年おきで顧客は娘１名だしとりあえずスルーでいいかなって。しょっちゅうなんらかの凝った衣装作る人にはとてもいいかもしれないですね。舞台衣装や人形の服やペットの服やコスプレ自作あたりでしょうか。もしくは金に糸目をつけずに好きな形の布製品作りたくなったら便利そう。

洋裁CADを Macで動かす

というわけで洋裁CADのインストールですけども基本ダウンロードして配置するだけでJava入ってれば動くっぽいのですがMac（Catalina10.15.7）だと以下のような作業がいるようでした。

Brew入ってなかったので入れた（基本年賀状生成にしか使わない置物Macでしてな）

M1 macにhomebrewをいれる - Qiita

/optの下とか普通に権限がないがroot(管理者)権限だと一般ユーザで作業しないとセキュアじゃないんだけどなーという旨の警告が出る感じだったので権限を調整しました。

# chown -R myuser1:wheel /opt/homebrew

※/opt/homebrewのしたを-Rで再起的に（recursive)ディレクトリ以下丸ごと指定したユーザとグループが所有するようにチェンジオーナーします。wheelはsudoできる（スーパーユーザの権限でコマンド実行できる）グループのことですね。

JavaFXとやらがいるらしいので入れた

JavaFX - Gluon

Java11でJavaFXを動かす - Qiita

検索してると洋裁CADで犬の服作ってる人とかいてなんかすげえなと思いました。今日の世界は広い大賞ですね。あはは。

% sudo mv Downloads/javafx-sdk-16 /Library/Java/JavaVirtualMachines

% export PATH_TO_FX=/Library/Java/JavaVirtualMachines/javafx-sdk-16/lib 
% vi ~/.zshrc 

% mv /Users/myuser1/Desktop/洋裁 /Applications
% cd /Applications
% mv 洋裁 yousai
% java --module-path $PATH_TO_FX --add-modules=javafx.web jar P2dCad.jar
エラー: メイン・クラスjarを検出およびロードできませんでした

Finderで初回起動するといいっぽいことが書いてあったのでそうしたら起動できた。

開発元が未確認のMacアプリケーションを開く - Apple サポート

Ctrl＋アイコンクリックでショートカットメニューから開くでセキュリティの例外扱いになるとかなんとか。

というわけで起動するだけでわりと時間かかったのでは。フリーソフトってそういうとこあるよね。まあいいか。