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smallpalace's blog

鯖缶主婦の日々の記録です

読書感想文「リーン・イン」と「不格好経営」

読書感想文 ワークライフバランス

こんにちは、smallpalaceです。

読書の秋ってことで、お借りして読んでいた本の簡単な感想文を。
 
不格好経営、DeNAの前の代表の方(女性)が書かれた本です。  
不格好経営―チームDeNAの挑戦

不格好経営―チームDeNAの挑戦

 

 読んだのはだいぶ前なので印象に残ってることが少ないんですが、時系列にドラマチックに書いてあって結構面白くてすぐ読み終わってしまいました。面白い本でした。

印象に残ってるのは、リーダーシップの話で、周りに相談して決めるよりも決めたことを伝えるだけのほうが実働部隊が迷いなく動けて効率がいいって話とかかな。相談すると後からあの案でも良かったのではみたいな話になってまだるっこしいことになることもあるんだそうで。なるほどなーと思いました。
女性が書いた本という視点からですと、あんまり参考になるようなことは特に書かれてなかったですね。社長が書いた本って感じでした。夫の介護があってから、そういうことがあるのだというのが府に落ちたと、それまでは仕事一筋みたいな。そういう制度は必要ってのはわかったので制度を整備したって感じでした。子供いない人なんですよね。意思の疎通が難しく自分で動けず下の世話も必要な赤子や老人の介護とはまた違った話だから、その部分で今後の参考とか共感とかは期待して読む本ではないです。
本をお借りした方は、システムが不安定な初期のころにノートPCを両側に置いてどちらに寝返っても再起動できるようにした話について言及されてました。(私がサバカンだから)個人的にはそんなのはまっぴらゴメンで平日営業日対応とかがいいので、可能な限りそういうことが起きないように事前に調整したい所存です(そこが腕の見せ所的な)。たぶんアレは昔、冗長化が一般的でない時代のアプリのメモリリークとかだと思いたい感じです。
 
リーン・イン、FacebookのCOOの方が書かれた本です。 
LEAN IN(リーン・イン) 女性、仕事、リーダーへの意欲

LEAN IN(リーン・イン) 女性、仕事、リーダーへの意欲

 

 少し前に読んでみて、いろんな意味でスゴイ本でした。すごく共感したし引用してるデータもかかわってる人も豊富で、とても参考になりました。(ただちょっと翻訳本なので読むのに時間かかりました)

中でも、ハイディ・ハワード実験については目からウロコが落ちた後にこれまでを振り返ってなるほどなと思ったのでした。何の実験かっていうと、成功した男性は好かれるけど、成功した女性は男女両方から嫌われるっていう実験です。全くその通りなんじゃないでしょうか。女性には母親のイメージがあるからそれから外れたことをすると嫌われやすいんだそう。女性は男性よりも発言や質問やチャンスをつかむことに消極的で専門職志向であるともかかれてましたが、理由はこれでしょうね。ただ、そのままだと不遇な環境(男性の倍くらいがんばらないと同じ評価が得られないとかそういう現実が色々あるし、女性の地位の低い国などではもっと深刻で様々な問題がありますね)のままなので、女性が一歩踏み込んでリーダーになることがその解決方法であるという主張が一環してました。たしかにそうなんでしょう。
私は以前から偉くなりたくないと思っていました。なぜなら野心なんか見せたとたんに針のむしろであらゆる方向から邪魔物にされそう(あからさまでなくとも協力は得づらいであろう)って思っていたので。(事実、仕事で難しい環境の構築に初めて成功した後に、そんなことできる女キモイとか直接言われた経験が。)それなら縁の下の力持ちとか他人のフォローとか留守番係とかで感謝されるほうが自己実現的には100倍マシだろうと思っています。
この本を世間の男性リーダーが読んでくれて、同僚の男女も理解を示す環境で、夫のサポートがあれば、もっとがつがつがんばって働いて偉くなって後に続く人々の環境を改善していきたい、と思うかどうかというと、、娘のためだけだったらがんばってもいいような気がするってところでしょうか。ただ、もう少し一歩踏み込んで意見を言っていこうとは思いました。とりあえず人事面談があったので、時短が小一までは現実的でないので小3くらいがいいと思います、ということだけ主張しておきました。まあ一歩一歩ということで。
この本には、意見を言うときに、自分の意見ではなく女性の代表としてとか、他人をサポートする形になるように主張すると通りやすいというような細かいアドバイスも載っていました。ありがたいことですね。
 他に興味深かったのは女性が女性に批判的になることもあるという現実と、メンターの話。女性の敵は女性とかいうのを聞いたことありますけども、本の中ではそれは避けて協力していくべきだと主張されていました。どうしてそうなるのかには少し思い当たるところがありまして、そうする人の中には自分だけがちやほやされればいいみたいな部分が多かれ少なかれあるから。それが満たされている状態なのかどうかで変わってくるのかな、と思いました。女性に限らず、自分が幸福な人は他人に優しいし、不幸な状況というかコンプレックスがあるような人は嫉妬から厳しくあたってしまうことがあるってことかと思いました。
あと、メンターの話。メンターは日本語で言うと面倒見てくれる先輩とか導いてくれる師匠のことですね。別の言い方だとロールモデルとかでしょうか。結論をいうと、自分からメンターになってくれとお願いするもんでもないし一人でなくてもいいし無理に見つけなくてもよくて、働いてるうちに気がついたら自然と協力関係ができてくもんだとかかれてました。他にもいろいろかかれてましたが、これ以上書くのはつらくなってきたので、ぜひ読んでみたらいいと思います。
 本を貸していただいた方も、女性はもちろん男性リーダーを目指す人に特に読んでほしい、というご意見でした。
 
 では、読んでいただいてありがとうございました。
機会があれば、またそのうちに。